寒霞渓の紅葉
まず初めに・・・
今回の写真は去年に撮ったものです。元々は今年行くつもりはなかったのですが、最近紅葉を撮っていたらやっぱり撮影に行きたくなってしまい・・・
今日バスツアーで寒霞渓に行った人が(私の母ですが)居たので話を聞いてみたら、頂上付近はもう葉が散ってしまっているとの事。もし今年私が行けるとすれば、来週中頃になってしまうので、もうダメだろうなぁ・・・
と言う事で、実際に私が今年撮りに行ったつもりで去年の写真を焼き直しして、さらに何処にも全くアップしていなかった写真も加えて当時を思い出しながら文章もたくさん付け加える事にしました(^_^;
2013年11月21日 12時15分高松港発小豆島草壁港行きのフェリーに乗船。
北東側から(庵治方面から)見た屋島ですが、形が整っているし、この角度からが結構好きだったりします・・・
庵治諸島の稲毛島です。私は色々な離島に渡って釣りをしていましたが、この島には渡った事が無いですねぇ・・・
小豆島の地蔵崎が見えてきました。
小豆島町の吉ケ浦だったと思います。数年前にキス釣りに行った事もあったっけ・・・(クーラーがほぼスッカラカンで帰宅しましたが(笑))
この後5~6分くらいで草壁港に到着。この時は徒歩で行ったので、港近くのバス停でバスに乗り・・・
15分ほどでロープウェイ乗り場の紅雲亭に到着。帰りは徒歩で下山するので片道切符を購入して、平日の昼過ぎと言う事もあり、10分ほどの待ち時間ですんなりと乗車できました。休日はバスツアーの団体客などで相当混雑するようなので、順番待ちで1~2時間ほど並ぶ事もあるようです・・・(^-^;
ここからはロープウェイから撮影した写真です。すんなりと乗車と言っても、順番待ちして乗ると車内は当然満員ですので、窓際に立てなければ撮影は・・・ですが(^^;)
車内の至る所からシャッター音が・・・
皆さん必死で撮影しておられます。あ、いや・・・私もです・・・(^^;)
所要時間はたった5分ほどですので、ぼんやり眺めていたらすぐ頂上に着いてしまいます(^_^;
ロープウェイ山頂駅から徒歩で5分ほどの場所にある鷹取展望台に到着。山頂と言っても、標高620mほどですし、東西には800m前後の山があります。こちらは西向きにある美しの原高原で、標高は777mです。こちらからの眺めも絶景ですが、この時は徒歩で行くには時間が無いと思い断念しました。
四国は山がちな場所ばかりですが、香川県だけは平地が多くて険しい山岳地帯は無く、山岳写真などろくに撮った事もなかった私ですので、この時はシャッターを切りまくった事はよく覚えています。
予備のバッテリーを2本持って行った(私のミラーレス一眼はバッテリーの保ちが悪くて・・・)のですが、それでも保たないんじゃないかと心配で・・・(^_^;
快晴の天候を望んでいたのですが、この日は適当に雲があり、こんな風にも・・・
レンズを取っ替え引っ替えしながら色々と撮影。色調も微妙に違いますが・・・
ロープウェイの最終便まであと1時間ほど・・・
観光客の姿もほとんど見えなくなってしまいました。
午後5時10分前・・・ロープウェイの最終便にはギリギリで間に合うけれど、もう降りてもバスの最終便が無い。
綺麗な夕景を眺めながら、それでも平然としている私・・・。実は、最初から泊まりのつもりで計画していたんですけどね・・・(^_^;
午後5時頃、日没時のちょっと良い雰囲気になった展望台で贅沢な時間を過ごさせて頂いたような気分でした。
さて、この人は誰なんでしょうね(謎)
欲張って夜景も撮影(笑)
この日は満月を過ぎた月が出ていたのですが、月光を利用して長時間露出で(向こうは高松市内なので空が明るいです)撮ってみましたが、ちょっと色合いが不思議な感じ?時間は午後10時半・・・
今度は早朝から撮るつもりで機材を片付けていたら、背後からガサガサという音が・・・
30分くらい前から既にガサガサという音が時々聞こえていていたのですが、音の発生源が比較的遠そうなので無視していました。でも、今度は結構近い。20m以内かな?
何だろう?猿かな?鹿かな?イノシシかな?
できるだけ物音を立てないようにゆっくりと機材を登山用のザックに仕舞い込んでから、うっかりヘッドランプを点けたまま振り向いたら、そこには何とイノシシの姿が・・・!Σ( ̄□ ̄;)
ヘッドランプの灯りに驚いたようで、「ブヒッ!」と鳴き声を残して逃げ去って行きました。あぁ怖っ!(◎_◎;)
実はこの日は寝袋を用意していて、目に付かない場所(勿論迷惑のかからない場所)で就寝するつもりでした。ここはサイクリストやバイカーも訪れる場所なのですが、こんな事もあるので夜の単独行動は止めた方が良さそうです。
街灯の灯りが届く場所で就寝しましたが、付近の気温が2~3℃くらいで寒く、厚着をして来ていて良かった・・・
適当に睡眠して、翌朝の午前7時半に撮影開始。ロープウェイの始発は午前8時ですので、それでは真っ赤な山肌が撮れないんですよね・・・
前日と同じように鷹取展望台でしばらく撮影して、今度は山道を歩きながら少しずつ撮りました。「表12景登山道」を歩きながらロープウェイ乗り場の紅雲亭まで降りるのですが、高低差は300m余り・・・
この登山道を歩いて降りるのが(登るのはしんどいからイヤ(笑))、この時の目的のうちのひとつだったんです。結局、往路がロープウェイで復路が登山道を歩き、さらに朝夕まで欲張って撮影しようと思えば、山頂で泊まりになってしまいますね・・・
「表12景登山道」に差し掛かったところです。
色々と綺麗な風景があってたくさん撮りたいのですが、バスの時間があるし、結構長い道中なのであまりゆっくりできませんでした。
目線を低くすると暗くて日陰が多いので、見上げるようにして・・・
ここは大変綺麗でした。色付いた葉を透過した太陽光線が付近を照らしているようで何とも言えない色合いと雰囲気でした。でも、大きな岩がゴロゴロと転がっているので、落石も稀にあるんだろうなぁ(^_^;
スマホの地図とGPSで現在位置を確認しながらバス停に到着するまでの残り時間を計算して、最後の10分はかなり早歩きしながら下山して発車5分前にバス停に到着。
その後は、午前10時50分草壁港発のフェリーで高松に戻りました。
ちょっと欲張りすぎて色々詰め込んでしまったので、結構疲れました。小豆島には数え切れないほど行きましたが、(釣りとか、親族の法事とか)寒霞渓は初めてだったので・・・
小豆島に行く時に使った切符はすべて保存しているのですが、約8年間でこんなに・・・
だいたい8割くらいが釣り目的でした。まぁ、母親が島出身ですので、小豆島は第2の故郷みたいなものです。釣りでも何でも良いので、行ける事自体が嬉しいと思えるんですよね・・・
移住したいと思った(前にどこかで書いたかも?)事もありますが、骨を埋める覚悟でなければ無理と知っていますし、遊びに行くからには存分に楽しみたいと思っています。
私にとっては、島に行くより島に帰る感覚なのかもしれないですね・・・
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