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2014年10月19日 (日)

アンドロメダ銀河 M31 (NGC224)

最近よく晴れる日が多いのですが、昨日も快晴で空の透明度もまずまずでしたので、アンドロメダ銀河 M31を撮ってみました。

何時ものように自宅前からの撮影です。光害地ですので、空が暗くなってくる午後11時くらいから準備を始めて撮影しました。夜空の状態は4等星が何とか見えるかどうかくらいで、カシオペア座付近の秋の淡い天の川はほとんどわかりません・・・

アンドロメダ座 アンドロメダ銀河  M31(NGC224)
距離 239万光年 光度4.3等
赤経00h42.4m 赤緯+41h16m



VIXEN R150S 15cm反射赤道儀 D=150mm FL=750mm F5 (レデューサー使用 FL=615mm F4.1)  SONY NEX-5N 直焦点撮影
ISO3200 露出時間30秒×220枚をDeep Sky Stackerでコンポジットとダーク減算処理+フラット処理(合計露出時間1時間50分)
Adobe Photoshop Lightroomでコントラストなど各種調整してトリミング

1時間50分の露出時間で撮影してみましたが・・・その割にはあまり写っていないですね(^_^;

夜空が明るいので、ISO3200で露出時間30秒以上では飽和してしまい、ほぼ真っ白になってしまいます。ISO6400の露出時間20秒でも似たようなものでした。

撮影を始めたのが午後11時半くらいで、終わったのが午前2時頃だったと思います。露出時間30秒で連続撮影を始めたら、後は機材が勝手に撮影するのに任せて放っておいて、30分経った頃に様子を見に戻って撮影を中断して写り具合をチェックし、また撮影を始めたら30分間放置の繰り返しで・・・

最後にダークファイルとフラットファイルを撮る頃には眠くなってしまい、半分寝ている状態でした(笑)

光害の影響が強いと、やはりいくら露出時間をかけても写りは良くなくて、今回なら光害の影響が薄い場所での40分くらいに相当?かもしれないですね・・・

画像処理でも、周辺減光がかなり強いのでちゃんとフラットファイルを撮ってもフラットは正確に合わないです・・・

減光している周辺部は中心部より露出時間が足りていないと言う事になるようで、無理にフラットにすると周辺部は荒れたようになって、色も(できるだけ修正しましたが)おかしくなってしまいました。

今回は時間をかけてできる範囲でやってみたのですが、ビクセンのR150S鏡筒+光害地の自宅前では今のところこれが限界って事で・・・(^^;)

EDレンズを使った8~10cm 500mmくらいのコンパクトな屈折で、空の暗い場所まで遠征して撮りに行きたいとは思うのですが、私にとってはまだ先の話です。

釣りに行く機会も度々あるし、花や風景の写真も撮るので、なかなか天体写真ばかりにも・・・ですね(^^;)

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